検出率99.9%の法人向けウイルス対策製品「G Data」が日本進出 - Enterprise Watch(情報元のブックマーク数)

G Dataが日本進出。99.9%の検知率らしい。

G Data Software株式会社(以下、G Data)と株式会社グローバルワイズは7月31日、一括管理型法人向けセキュリティ製品に関して、国内での販売総代理店契約を行ったと発表した。あわせて、「G Data AntiVirus Business」および「G Data ClientSecurity Business」の2製品を8月3日より販売することも発表した。

 G Dataは、独G Data Software AGの日本法人。国内では個人向けのウイルス対策製品を提供していたが、今回法人向け製品を国内でも展開する。G Data 代表取締役社長のJag山本氏は、「本社のあるドイツでは、以前から法人向け製品を提供しており、収益の半数をB2B向け製品で占めている。これまで日本市場で法人向け製品を提供しなかったのは、個人向け製品と法人向け製品でエンジンが異なっていたため。G Dataのウイルス対策製品は検出率99.9%を特長としているが、これまでは個人向け製品でのみ99.9%の検出率で、法人向けはそうではなかった。今回、法人向けと個人向けで同じエンジンを採用したことで、本格的に国内展開することにした」と説明する。

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差分スキャンですか。フラグを立てておいてスキャン非対称にするってことか。

ウイルス検出機能に関しては、2つの性質の異なるエンジンを使用したダブルスキャンエンジン、未知のウイルスの発見に有効なアウトブレークシールド、Web閲覧時の感染を防ぐHTTPスキャン、すでにインストールされたルートキットの検出にも対応したルートキットスキャンなどを搭載。これらにより、ウイルス検出率99.9%を実現している。
「高速性を実現するために採用しているのが、差分スキャニング。これは一度スキャンした個所をパターン化することで、2回目以降はスキャン対象から外してスキャン速度を高速化するもの。また、OS関連の重要データや主要ソフトのDLLなどをホワイトリスト化することで快適な動作を実現している」と高い検出率でありながらも高速な動作を実現していると紹介。「また、定義ファイル更新時に万が一トラブルが発生したときのために、ロールバック機能を搭載。これにより、更新前の状況にすぐに復元することができる。また、ブートCDも用意しており、不安定になったシステムをCD-ROMブートでウイルススキャンを行うことも可能」と、リスクを最大限抑える機能も充実しているとした。

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