文化で考えるセキュリティ:セキュリティ対策にふさわしい「漢字」とは? - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

稟議という漢字がCSIRTの組織で必要な部分ではないかとの発表。確かに、穀物をまわして、人の義を重要視する。

企業では主要株主が役員、重役であることが多い点について、「和を重んじる日本文化の表れではないか」(同氏)と述べた。また、「稟議」という言葉も紹介し、現場や中間からの意見や提案を吸い上げる仕組みを説明して、「ボトムアップの意思決定メカニズムだ」とした。
このような個を抑制し、集団を優先させる考え方は、チーム運営にとっては重要なポイントとなるという。意思決定においても、グループ内の共通認識のもと、中間のマネジャーがイニシアティブを発揮し、個人の功績にしないスタイルを実践している。こうした日本の企業や組織は、「CSIRTのような組織において適用できる部分があるのではないか」と、同氏はセキュリティインシデントに対処する組織の在り方について示唆した。

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