「Firefox 3.5」正式版は日本時間7月1日公開予定 -INTERNET Watch(情報元のブックマーク数)

ついにFF3.5の灯が見えてきました!今晩か。

Mozilla Japanは29日、次期WebブラウザFirefox 3.5」に関する事前説明会を開催した。Mozilla Japan代表理事の瀧田佐登子氏は、Firefox 3.5の正式版について、現時点では米国時間6月30日の早朝、日本時間では日付が変わって7月1日の深夜にリリースする予定であることを明らかにした。

 Firefox 3.5の新機能については、Mozilla Japanテクニカルマーケティングの浅井智也氏が説明した。浅井氏はFirefox 3.5の特徴として「多彩なサービスを楽しむWebプレーヤー」を挙げ、HTML 5のvideo/audioタグのサポートを紹介。HTML 5のvideo/audioタグを標準でサポートすることで、これまではプラグインによる別処理となっていた動画が同じHTMLの中で処理できる形になるとして、動画をJavaScriptで操作するデモを披露した。

「Firefox 3.5」正式版は日本時間7月1日公開予定 -INTERNET Watch Watch

高速化はうれしいし(メモリ少なければ)プライベートブラウジングも期待!

浅井氏はFirefox 3.5の2つ目の特徴として「高速化を続けるプラットフォーム」であるという点を挙げた。Firefox 3.5では、新たなJavaScriptエンジン「TraceMonkey」の採用により、ベンチマークの速度ではFirefox 3に比べて2.4倍に高速化、特にJavaScriptによる画像編集処理では6倍速くなっており、こうした高速性を活かした画像編集サイトなども登場していると説明。また、マルチスレッドのサポートや描画ライブラリの最適化、リンク先の先読み名前解決など数多くの高速化を実現しており、「ブラウザが高速化することで、これまで提供できなかったサービスも提供できる。『Webだからこんなことしかできない』とは言わずに済むような時代がやってくる」と語った。

「Firefox 3.5」正式版は日本時間7月1日公開予定 -INTERNET Watch Watch

screenshot