ERP導入プロジェクト成功への秘訣：企業IT部門の変革を支援するエンタープライズ実践情報サイト EnterpriseZine（情報元のブックマーク数）
ERPプロジェクトの失敗理由。よくありがちな話集、システムに合わせることを理解させることが難しいんじゃね？
システム導入失敗の理由として、以下のような理由がよく取り上げられています。
ERP導入プロジェクト成功への秘訣 (1/3)：EnterpriseZine（エンタープライズジン）
1. 製品特性の不十分な理解による不適切なソリューションの策定
2. システム導入の目的・目標の不明瞭さ、または不設定
3. 不適切な導入スケジュール
4. 導入企業でのプロジェクト参加やオーナーシップの欠如
5. プロジェクトマネージメントの力量
トップダウン、ボトムアップ、コンサルと適材適所でやらないと協力は得られにくいってことか。
それでは誰がこれら「導入目的や改善目標、そして期待効果」を定義すべきでしょうか。企業によっては改善項目や数値を導入ベンダに出させているケースも多くありますが、これは本末転倒です。改善項目や目標値をベンダに提示させるのであれば、ITシステム導入に向けた構想検討プロジェクトをコンサル会社と共同で実施すべきでしょう。
ERP導入プロジェクト成功への秘訣 (2/3)：EnterpriseZine（エンタープライズジン）
アドオンを受けないためにも目的や目標を明確に！ってことか。
そういえば、今回はアップグレードだけです！って言いきっていたPMがいたなぁ。素晴らしかった。
新しく作り直した方が早いです！って言われても、作りません！って言いきってたなぁ。尊敬する。
また、追加開発（Add-on）を要求された場合、その費用対効果を上記のBSCの定義を念頭において明確にすることで、その要求が本当に必要かどうかを判断し易くなります。
ERP導入プロジェクト成功への秘訣 (3/3)：EnterpriseZine（エンタープライズジン）
その際、追加開発を行った場合の期待効果、代替策の有無とその方法、想定開発費、併記することで評価し易くなります。
このように、「目的および改善目標・期待効果」を定義し共有することで、導入プロジェクトを進めやすくなります。同じ目的と目標を共有したプロジェクトチームを組織し、成功に向けて取り掛かりましょう。
