Pavelの返信とTOMOYO Linuxシーズン2のはじまり - よそ行き顔で(情報元のブックマーク数)

胸騒ぎ - よそ行き顔で(情報元のブックマーク数) - まっちゃだいふくの日記★とれんどふりーく★の続報、一度コミットされた物にはきちんと技術者としての対応をするあたりが好感が持てますねぇ。

PavelはTOMOYO Linuxのマージに反対していた一人で、提案のフェーズでは一貫して反対派だった。直接会って話したことはないけれど、メーリングリストから受ける印象は「すれ違いざま刺してくる」という印象だった。おまけに使う言葉がきつい。だから、今回の件では、どんな手厳しい返事がくるかと思っていた。「メモリリークを意図的に行っているようなコードはマージすべきではない」とマージの見直しを提唱しないかという可能性すら考えた。しかし、実際に届いた内容はいたって冷静であり、客観的なものだった。そのことにまず驚いた。

Pavelの返信とTOMOYO Linuxシーズン2のはじまり - よそ行き顔で

よりよいものになることを期待!てか、TOMOYOって2年前日本人技術者にも見向きもされない(失礼)ものだったのが世界を相手に戦っている、すごすぎる!

正直言って、熊猫先生はドキュメントに書きすぎている("Don't worry"の部分も)気がするけれど、Pavelの返信を見て、本来は気付かれずに通り過ぎてもらうことを期待するよりも、ちゃんと議論し、説得するか、あるいは問題があればコードを直すのが筋であって、マージされて今、それが始まるような気がした。シーズン2だ。シーズン1とシーズン2の違いは、マージされたコードを自分のものと考えないことではないかと思う。子離れというかコード離れだ。誰にとっても自分が考えた方式や一番良いと思ったコーディングを変えたくないのは当たり前だが、熊猫先生はそれが特に強いから、これからの議論は、楽しいものにはならないだろう。でも、それを受け入れることができるならば、TOMOYO Linuxはより良いものになるに違いない。

Pavelの返信とTOMOYO Linuxシーズン2のはじまり - よそ行き顔で

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