【連載】今さら聞けない RFPによる調達&提案ガイド (7) RFPプロジェクト立ち上げのポイント | エンタープライズ | マイコミジャーナル(情報元のブックマーク数)

なかなか難しいが、RFPを作成する上で重要な事は、コミュニケーションであること。

コミットを誰がするか、どのように取るかということも結構重要ですね。

冒頭で、調達は一種のプロジェクトであると述べた。社内の様々な部門から必要に応じてメンバーが離合集散を繰り返すのであるから、すべての関係者が適切なタイミングで必要な情報を入手したり、意思決定のための会議に参集したりできなければならない。これらを配慮しておかないと、調達プロセス全体の進捗にボディブローのようなダメージが加わる。

そうした事態に陥らないためには、調達を運営するにあたってのルールを定め、各メンバーの理解を求めておくことが大切である。定めておくべきルールとしては以下の3点が挙げられる。

◆コミュニケーション・ルール メールの配布先に誰を含めておかなければならないかなど、調達で用いるコミュニケーションの詳細について、メンバーの行動サイクルを踏まえた上で決めておく。特に、メンバーが同一のロケーションで仕事に従事していない場合は重要である。

◆会議/ミーティング・ルール RFPによる調達は、基幹システム開発や全社基盤などの大規模調達の場合、3ヵ月〜6ヵ月程度かかる場合がある。意思決定を下す過程や各メンバーのスケジュールをあらかじめ押さえておくことは、効率性・納期に影響する。

◆情報の保管・参照ルール 情報が保管される媒体は様々であり、またその更新頻度もマチマチである。メンバーが場所と時間に制限されることなく、関連情報を参照できるよう環境に配慮するほか、アクセス権限についても取り決めておく。

http://journal.mycom.co.jp/series/sysdev_rfp/007/index.html

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