プレゼンテーションのデザインパターン - Keep Crazy;shi3zの日記(情報元のブックマーク数)

プレゼンデザインパターンの紹介とかを書かれていますが、勉強になるなぁ。

良いプレゼンとは、必ず物語を持っています。
物語とは、要するに起承転結です。
ところがこの起承転結をプレゼンに組み込むというのはそんなに簡単なことではありません。
結果として起承転結になるようなデザインパターンがあります。
これは音楽でいえばコード進行のようなものです。

長文日記

プレゼンデザインパターン。営業としては、未来→対策パターンが多いかな。

こういうデザインパターンで一度一つのテーマで作って勉強するかな。

疑問→解決パターン

疑問の提示から解決までを追うパターンで、最もオーソドックスなやり方です。
例えば単品の製品プレゼンの場合や新企画の提示に使えます。
A-状況 今、市場環境はどんな状況か、今はどうか?を紹介
B-疑問 Aパートで示した状況における矛盾や問題点を指摘
C-解決 Bパートの疑問を解決策としての製品の紹介
D-応用 Cパートで示した解決策を応用した事例を紹介

長文日記

未来→対策パターン

今は必要ないけれどもいつか必要になるであろうソリューションや対策製品を訴求するためのプレゼンです。
A-状況 今、市場環境はどんな状況か、今はどうか?を紹介
B-未来 Aパートで示した状況をそのまま拡張していった未来を予言
C-問題 Bパートの未来を予想した場合に起きる問題を提示
D-対策 Cパートの問題に対する解決策を提示

テーマ→バリエーションパターン

複数の製品を紹介するときに使う方法です。
一見バラバラな製品であっても、その根底に流れるテーマは同じであることを示し、それぞれの製品が事業ポートフォリオ上でどんな位置づけにあるかを説明します。
事業計画書などにも使います。
A-問い まず聴衆に問いかけます。できるだけ普遍的な問いが望ましいと思います。
B-主題 Aパートで示した問いに対応するテーマを示します
C-変化 Bパートで示した主題に対するバリエーションを示します。製品などの紹介です。
D-俯瞰 Cパートで紹介した製品群をもう一度俯瞰し、それぞれの製品の方向性などの違いとロードマップを示します。

ミスディレクションパターン

プレゼンテーション全体ではなく、部分的に使用します。
聴衆の関心を特定の方向に誘導し、意図的に裏切ることでセンセーションを与えます。
A-偽の主題  誘導したい方向を最初に宣言します。もちろんそれが嘘であることは言いません。
B-偽の詳細  意図的に誤った言い方で偽の主題を膨らませます。
C-偽の誇張  偽の主題を誇張し、聴衆に疑問を抱かせます。
D-自爆と解決 自ら構築した偽の主題の矛盾点を指摘し、解決します。

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