24台のSSDでRAID、Office 6つを0.5秒起動 − @IT(情報元のブックマーク数)

SSDを24台でRAIDを作ったらめっちゃくちゃ早かったというサムソン後援のムービーらしい。

容量256GBのサムスンMLCタイプのSSD24台を使い、2GB/秒という桁違いに速いストレージを実現したデモンストレーション映像がYouTube上で話題となっている。マイクロソフトのOffice製品を一気に6つ同時に起動しても0.5秒。スタートメニューにある53のアプリを順次起動しても18秒で完了。デフラグは一瞬だ。

24台のSSDでRAID、Office 6つを0.5秒起動 − @IT

100万・・・無利w

3月2日に公開されたこの映像は、イギリス在住のssdawesomeというユーザーがアップロードしたもの。一見ユーザーが自発的に作ったコンテンツにも見えるが、実際には、サムスンSSD製品のプロモーションのために外部プロダクションによって制作されたものと見られる。ユーザープロフィール中にサムスンSSD製品紹介ページへのリンクがあるほか、映像の最後には同ページへのURLが書かれている。また、冒頭には「サムスンからSSDの良さを紹介してくれと頼まれた」とあったり、映像の途中でもホワイトボードに「Samsung PRESENT」とある(そもそも1台4万円前後もするドライブを100万円もかけて24台も購入する個人ユーザーはいないだろうが)。
SSDの優位性を示すデモンストレーションとしては疑問も残る。同様のRAID構成ならハードディスクでもかなり高速になるだろう。そもそもシーケンシャルリードやランダムリードが速いのは当然で、SSDで問題となるのはランダムライトの性能だ。映像の最後に登場するシステム構成を見ても、RAIDコントローラ×2、グラフィックボード2枚など常軌を逸したハイスペックぶりで「速くて当然」という感想にもつながりかねない。1つで17〜18万円もするCPU(Core 2 Extreme QX9775)は3.2GHz駆動の、現在“究極”の4コアプロセッサだ。

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うまいなぁ。このやり方

露骨すぎない程度に、さらりとスポンサーとの関係を明かしていること、詳細なベンチマークの条件を明かしていること、そして何よりもギークな人々の心をつかむだけの楽しい実験であったことなど、この映像が好評を博している理由はいくつかありそうだが、今後のマーケティングを考える上で示唆に富む事例といえそうだ。

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