livedoor Blogの中の人が裏側を語る、Winny金子氏の講演も(情報元のブックマーク数)
第1回ライブドアテクニカルセミナーらしい
Livedoor Blogってリニューアルらしい、メインの変更は文字コードがEUCからUTF-8に変更とお琴。
さらに、livedoor Blogで1月27日に行った管理画面のリニューアルについても説明。およそ3年半ぶりのリニューアルとなり、内部的には文字コードをEUCからUTF-8に変更したことに伴う作業が最も大変だったと語った。また、管理画面のURLについても、従来の「livedoor.com」のドメイン名から、「blogcms.jp」というドメイン名に変更されているが、これは4月にリリースする新サービスのための前準備だったと説明。4月から新サービス「livedoor Blog ASP」を開始することが明らかにされた。
livedoor Blogの中の人が裏側を語る、Winny金子氏の講演も
Winnyの開発者の金子さんもいらっしゃっていたそうです。
WinnyのP2P技術を応用した商用P2PのSkeedCastってのがあるらしい
ゲストとして登壇したWinny開発者の金子勇氏は、WinnyのP2P技術を応用したコンテンツ配信システム「SkeedCast」の概要を説明した。金子氏はまず、P2P技術とファイル共有ソフトのこれまでの流れを紹介。ファイル交換のデータ転送のみにP2P技術を用いる「第1世代」のハイブリッド型、ファイルの検索なども含めてすべてP2P技術で行う「第2世代」のピュア型、さらにデータ転送にキャッシュを活用する「第3世代」のキャッシュ型と発展し、Winnyは第3世代型のソフトにあたるとした。
livedoor Blogの中の人が裏側を語る、Winny金子氏の講演も
金子氏は、その次の「第4世代」については、「商用P2P」がそれにあたるという解説もあるが、「自分としてはP2P網を分散サーバーとしてみなすシステムが、第4世代にあたるのではないかと考えている」として、この仕組みを持ったシステムがSkeedCastであると語った。
金子さんSkeedCastの技術顧問してたんですね。
ドリームボート社技術顧問 金子勇
http://www.dreamboat.co.jp/p2p/
段弁護士も登場。著作権の損害と著作権者への利益。難しいバランス
続いて、金子氏が著作権法違反幇助の罪に問われている裁判の弁護団事務局長を務める弁護士の壇俊光氏が、デジタルコンテンツ配信の法的問題について説明。有料音楽配信の伸びを示すグラフなどを示し、「インターネットは著作権者に損害を与えているという主張があるが、むしろネット配信は著作権者に利益をもたらす可能性が高い」として、使いやすいコンテンツビジネスの必要性を訴えた。
livedoor Blogの中の人が裏側を語る、Winny金子氏の講演も
壇氏は、これまでに裁判で争われた著作権関連の事件を紹介し、日本において事業者は「プロバイダー責任制限法を前提とすれば、権利侵害の通知を受けた場合に削除などの対応をすれば十分ということになるはず」と説明。しかし、著作権法の世界では、「客が歌ったカラオケの著作権侵害について、スナックの経営者は直接の侵害者に相当するとされた『クラブキャッツアイ事件』がある」として、この「カラオケ法理」により、プロバイダー自身が直接の発信者とみなされる可能性がある点が問題だとした。