2008年のサイバー犯罪は15.5%増、中傷に関する相談も増加(情報元のブックマーク数)

2008年のサイバー犯罪状況のレポートが警察庁から出ています。

検挙件数の内訳は、不正アクセス禁止法違反が1740件(対前年比20.7%増)、コンピュータまたは電磁的記録を対象とした犯罪が247件(118.6%増)、犯行に必要不可欠な手段としてネットワークを利用した犯罪(ネットワーク利用犯罪)が4334件(10.6%増)。

 ネットワーク利用犯罪の検挙件数の内訳は、詐欺が1508件(0.3%減)で2007年とほぼ同数。児童売春・児童ポルノ法違反では、児童売春は507件(8.0%減)と減少したが、児童ポルノは254件(同32.3%増)と増加した。また、青少年保護育成条例違反が437件(90.0%増)、出会い系サイト規制法違反が367件(200.8%増)と、検挙数が大幅に増加している。

2008年のサイバー犯罪は15.5%増、中傷に関する相談も増加

2008年度の不正アクセス行為は前年比25.9%だそうです。。。

また、警察庁では、2008年に全国の警察から報告のあった不正アクセス行為の認知状況を公表した。2008年中の不正アクセス行為の認知件数は2289件で、2007年(1818件)から25.9%増加した。

2008年のサイバー犯罪は15.5%増、中傷に関する相談も増加

セキュリティホール攻撃型って、ニュースにあがってたっけ・・・

不正アクセス禁止法違反による検挙件数(1740件)のうち、「セキュリティホール攻撃型」の手口は1件のみで、1736件はID・パスワードを何らかの方法で盗み出した「識別符号盗用型」の手口となっている。内訳は、利用者のパスワードの設定・管理の甘さにつけ込んだものが1368件と多数を占め、以下は元従業員や知人によるものが163件、フィッシングサイトによるものが88件、スパイウェアなどを利用したものが48件など。

2008年のサイバー犯罪は15.5%増、中傷に関する相談も増加

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