USBメモリーの利用禁止:三輪信雄「ここが変だよみんなの対策」(情報元のブックマーク数)

暴露ウイルスの直接的な原因は、Winnyとかを利用することで、それを大きくするのがUSBメモリによる情報漏洩ですね。

情報漏洩が直接原因ではないですね。

後を絶たない自宅からの暴露ウイルスによる情報漏えいですが、その元凶とされているのがUSBメモリーです。熱心な社員が仕事のファイルを自宅に持ち帰って、自宅のパソコンで作業をしていて、暴露ウイルスの被害に遭う、というのが最も多い様に思います。

USBメモリーの利用禁止 | 日経 xTECH(クロステック)

USBメモリ禁止というポリシーだけ作って実際に何も対策をしていない会社が多い・・・確かに多いですね。

こういう事件が多発するため、多くの企業では「USBメモリーの使用禁止」なるルールが適用されていることと思います。私の知っている会社でも禁止されていますが、通達だけにとどまり、機能的に無効にされているのではないので、問題なくUSBメモリーを利用できてしまうのです。

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結局やる人はやる!って話。確かに穴を見つけてやっちゃいますねw

熱心な社員はそれでも情報を持ち出すからです。あるいは悪意のある社員が仮にいたとしたら通達など何の意味もなく、むしろUSBメモリーを利用できないように制御されていたり監視されていないことを告知しているようなものなので、逆に犯罪を誘発してしまう可能性すらあります。

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教育教育教育!

単なる通達では徹底されるはずがないので、部署ごとのセキュリティ担当者を集めて、理由と内容の説明が行われるでしょう。それから各部署で社員を集め、説明会が行われます。そのオーバーヘッドは大きく、社員の業務を中断させてゾロゾロと会議室に集めて説明し、休んだ社員には後日さらに説明する、ということが行われます。もし、1000人の社員がいたら、諸々のコストを上乗せした時給で換算すると5000円/時×30分×1000人=250万円です。

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性善説。シールでUSB端子をふさいだりは、性善説の表れ。埋めるなら基盤からUSB端子を外したり、カスタムでUSB無しモデルをつくるわな。

ある企業ではパソコンのUSB端子をシールでふさいでいます。でも、USBメモリーの機能は生きていていますので、シールをはがせば利用できてしまいます。これは日本だから通じる対策かもしれませんが、これが中国などの外国でどれだけ効果のある方法でしょうか。つまり、「悪い人はいない」「対策したことになっている」という日本独特の「性善説」に基づいた文化の表れなのでしょう。

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結局ポリシーだけでは、人は動かない、何か対策となる逃げ道をつくってやって初めてルールは動き出す。

確かに教育よりも、以下に活用するかを教えるのが本当のルールなんでしょうね。
さぁあなたも!某社の某製品を!!!wwww

USBメモリーを機能的に利用できないようにするソフトを入れたらどうでしょう。さらに、企業が指定する自動でデータを暗号化する機能を備えたUSBメモリーだけを利用できるようにしたらどうでしょう。これなら特に教育などしなくても「利用方法」を教えればいいのです。使いたい社員は勝手に覚えます。つまり「ルールを教え込む教育」よりも「利用方法を教える」方がモチベーションも高く効果が高いのです。

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