NASAがうっかりミス、スペースシャトルの打ち上げ日程をダブルブッキング - Technobahn(情報元のブックマーク数)

Aresとアトランティスとバックアップスペースシャトルで発射台を占有されてどちらかのスケジュールを変えないといけない状態になっているそうです。

めずらしい、ダブルブッキングなんて。

スペースシャトルの打ち上げはケネディー宇宙センターの第39A発射台が使われ、「Ares I-X」ロケットの打ち上げにはAresロケットへの改装が予定されている同第39B発射台が使われる予定。

 しかし、ハッブル宇宙望遠鏡修理ミッションに投入軌道高度が高すぎて緊急時にスペースシャトル国際宇宙ステーションに避難させることができないためスペースシャトル「コロンビア」喪失事故以降に作られたNASAの飛行安全規定により宇宙空間で飛行中のスペースシャトルに緊急事態が生じた際に備えて、地上で別のスペースシャトルを発射状態にしておく必要性が生じる。

 そのためには「アトランティス」の発射用に第39A発射台を、バックアップの「エンデバー」の発射用に第39B発射台を占有する必要性が生じ、ハッブル宇宙望遠鏡修理ミッションが完了して「アトランティス」が地上に帰還するまで第39B発射台は使えないということになってしまうことが、今回の問題の要因。

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