新市場開拓も視野に:日立とSAP、グローバル協業強化 - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

日立とSAPがグローバル協業で協力とのこと。

具体的な施策としては、「日立SAPグローバルセンタ」を日本に設置する。欧米でSAP事業を展開する日立コンサルティングや同じくSAPビジネスを展開するグループ企業が集まる「日立SAPビジネスコンソーシアム」と連携し、情報を集約していくという。日立SAPグローバルセンタは現在兼任者を含む10人で運営スタートさせるが、今後はさらに増員する予定だという。

 同社産業・流通システム事業部の奥出聡副事業部長は「経営コンサルからSAPシステムの設計、構築、運用支援まで一貫してサポートするには、情報を集約し効率的に仕事を進めるグローバルな体制が必要。世界の新しい市場を獲得するためには、当社のSAPビジネスの実績をより強くアピールする必要がある。中国と北米で同様のSAPシステムを同時に構築していたら、互いに情報を共有しあい、作業効率を高めることもできる。テンプレートを積極活用し、SEがかかわる比率を案件ごとに低めていく努力も必要だ」と語り、同センタの重要性を強調した。

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この協業は、結構時間が結構かかったとのこと。

会見の最後に、SAP ジャパンのギャレット・イルグ代表取締役社長兼CEOは、今回の協業について「長い時間をかけて多くの準備を必要だった。そして今後も不断の努力を重ねていくことになる。しかし多大な成果が期待できる取り組みだ。日本のSAPユーザーへの満足度を向上させるきっかけにもなり、さらには日本発の戦略ソリューションをグローバル展開していく足がかりともなるだろう」と話し、新たなビジネスチャンスへの期待をにじませた。

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