なぜ、大企業の人がコミュニティ活動に参加しないのか?(By id:hyoshiok)

思うに、3つ原因があるように思います

1.大企業内の仕事、タスクで一杯一杯。おなか一杯、技術ネタも十分ある
2.大企業内の技術的な知的好奇心を掘るだけでおなか一杯(By id:himainu)
3.企業ベースのコミュニティ(○○ユーザ会*1)に参加をしている

○○ユーザ会にいけば出会えるのかなぁ・・・とか思えます。そっちをベースに攻めてみるか。

ただ、ITSSITアーキテクトのスキルでも、以下のように記載されいている。大企業がITSSを適用を始めているように思えるが、このあたりについては、なかなか進んでいないのが原因ではないか

一歩というか5年以上先をいっているんですよ。>id:hyoshiok

コミュニティ活動は、いわゆる研修とは異なり、組織にとらわれずに、プロフェッショナル同士が自らのスキルを切磋琢磨し、後進育成にも貢献していく社
内、社外での諸活動をいう。コミュニティ活動には、社外のものとしては学会や各種団体(任意も含めて)があり、社内のものとしては社内プロフェッショナ
ル認定制度などで認定を受けたなどの者からなる枠組みがある。これらコミュニティは、同一職種で構成されることが基本となる
○ ハイレベルのスキルを持つ人材は、研修という枠組みで教えられるという段階を超え、コミュニティ活動を通し、他のハイレベルのプロフェッショナルと
の情報交換やディスカッションを通じて研鑽を重ねる。
○ 後進育成においても、ハイレベルのスキルに基づく論文発表や講演を通じた貢献を図る。また、特に社内のコミュニティ活動を通しては、人事、教育訓
練制度の設計、構築、実行をリードし、現場のプロフェッショナルの立場でビジネス戦略と結びついた人材育成戦略の実現に貢献する
(研修ロードマップ(ITアーキテクト) 44ページより)

http://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/V2data/RM/04_ITA_RM_V2.pdf

レベル7といえば、最高レベル、、、ここまでのレベルはプロ中のプロ。いってみればCTOレベルですよね。

その前提となるレベルでテクニカルコミュニティでの交流が必要なことが判っていれば、コミュニティに参加するかもしれませんが・・・

レベル7
ピーク時の要員数500人以上で複数のアーキテクトが参画するプロジェクトにお
いて、ソリューション設計の責任者として、ユーザの要求をアーキテクチャ要件に
分解、再構成し、ITアーキテクチャの設計、およびその実現可能性の評価を実施
することができる
また当該テーマに関して、学会、テクニカルコミュニティ、講演等で発表することが
できる
(スキル領域とスキル熟達度 ITA-5ページより)

http://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/V3data/04_ITA_Skill_V3.pdf

また、ITアーキテクトの前提の、ITスペシャリストでもコミュニティ活動はうたわれています

ただ、大企業でITSSを適用すると○○ユーザ会とかを前提にする風潮があります(まぁ参加している人が選択されていますしね)
じゃーどうするの?といわれると、あれですが、もうすぐ出てくるのかなぁ・・って楽観視してたりwwww

コース概要
コミュニティ活動は、いわゆる研修とは異なり、組織にとらわれずに、プロフェッショナル同士が自らのスキルを切磋琢磨し、後進育成にも貢献していく社
内、社外での諸活動をいう。コミュニティ活動には、社外のものとしては学会や各種団体(任意も含めて)があり、社内のものとしては社内プロフェッショナ
ル認定制度などで認定を受けたなどの者からなる枠組みがある。これらコミュニティは、同一職種で構成されることが基本となる
○ ハイレベルのスキルを持つ人材は、研修という枠組みで教えられるという段階を超え、コミュニティ活動を通し、他のハイレベルのプロフェッショナルと
の情報交換やディスカッションを通じて研鑽を重ねる。
○ 後進育成においても、ハイレベルのスキルに基づく論文発表や講演を通じた貢献を図る。また、特に社内のコミュニティ活動を通しては、人事、教育訓
練制度の設計、構築、実行をリードし、現場のプロフェッショナルの立場でビジネス戦略と結びついた人材育成戦略の実現に貢献する
(研修ロードマップ(ITスペシャリスト) 71ページより)

http://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/V2data/RM/06_ITS_RM_V2.pdf

*1:○○にはメーカーの名前が入ったりしますね