[161]明治安田生命の採用情報流出で考える人事部門の業務プロセス改善:ITpro(情報元のブックマーク数)

明治安田生命Winnyによる情報漏えいはセンシティブ情報であり、かなり厳しいとのご指摘。

10月27日時点では,同社は2009年4月の大阪営業関連組織の入社希望者約2000人分および入社内定者45人分の個人情報が流出したと発表していた。だが,同月30日時点で,新たに,2005年4月〜2008年4月の入社希望者(法人営業職)約7000人分および2009年4月入社内定者39人分の個人情報流出が判明したと発表している。

 明治安田生命のケースの問題点は,流出したのが女子学生の個人情報であること,入社希望者について面接時の所見情報が含まれている可能性があること,そして,入社内定者について流出情報に写真が含まれていたことだ。第89回および第118回で取り上げたJALのケースを見れば分かるように,「プライバシー情報」「センシティブ情報」を日常的に取り扱う人事業務は,法務リスクのレベルが格段に高い。

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きちんと問題の根っこを対処しないと、その場しのぎで手を打っているようでは対策にはならない。というご指摘その通りですね・・・

再発防止対策を検討する際に注視すべきは,人事部門のスタッフが自宅のパソコンで業務を行うに至った背景の方ではなかろうか。例えば,就職活動シーズンが始まると,入社希望者との接触から社内面接の手配,採用決定通知,内定後のフォローに至るまで,全国の企業で,同じ時期に同じ採用業務プロセスが展開されることになる。採用に限らず,人事異動,給与計算,労組交渉などの業務でも,人事部門では特定時期に業務負荷が集中する傾向がある。

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