ブレード&仮想化 稼動編「ソフト代まで考えてなかった」(情報元のブックマーク数)

実際にブレード+仮想化を実装したASCII.jpの面白い記事+VMHyperVisorがタイミングよく出て、それもフォローされている

やっぱ、HyperVisorは軽いからよさそうですね。

稼動を開始できるようになったブレードサーバ。それにしても省スペースで、冗長性もリーズナブルに確保できた。次はいよいよシステムのインストール、そして仮想化だ! イジって分かったブレードの、スゴイところをレポート。

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ブレードの故障でも別ブレードに振れば継続サービス可能。でも自動化はサポートされていないのが痛い。

ハードウェア障害が発生した場合でも、仮想マシンのファイルさえ無事なら、すぐに別のマシンで動かすことができる。CPUとHDDが別になっていて、SASによってソフト的に接続されている今回導入したようなブレードサーバでは、ブレードが故障した場合、HDDを別のブレードに割り付けることも、故障したブレードを交換することも簡単だ。

 もちろん、HDDはそれ自体RAID等により冗長化しておけばよい。つまり、ブレードサーバでは、HDDはRAID冗長化、CPUは予備ブレードを用意し冗長化といった具合に、各機能単位での冗長化が可能だ。これにより、高い可用性の確保と、効率のよい運用が可能となるのだ。

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妥当な選択だが、サポートは一応運用側としては、きちんと考えてもらいたい・・・

将来的には、社内でサーバを立てたいといった要望にも仮想マシンの提供で応えたいと考えているので、GUIで比較的簡単に誰もが利用できるVMwareを選択することにした。VMwareにはタダで利用できるVMware Serverという製品がある。これで仮想化しておけば、将来的にVMware社からVMware ESXを無償提供いただけるような夢のような事態が訪れても、そのまま仮想マシンを持っていくことができるハズだ。

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たしかに、VMware Converterは便利そうだ。

Windowsサーバ系は、VMwareからリリースされているVMware Converterというツールを使うことで、比較的簡単に仮想マシンのファイルを作成することができる。多少の時間とHDDの空き領域は必要なものの、待っていればできるのはありがたい。作成された仮想マシンのファイル群をホストOSにftpやscpでコピーすれば、一丁上がりだ。

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ナツカシスwww

仮想化にあたり、いくつかの問題も勃発した。魔窟と化した旧アスキーのマシンルームにはFreeBSD 3.5などの古く(FreeBSD 3.5は前世紀のリリース)現在商業的にマイナーなOSが現役で使われていた。VMwareToolsのサポート対象から外れていることが判明したが、VMwareの仮想NICも認識し「なんとなーく」動いていおり、絶対絶命の窮地に追い込まれることは無かった。

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VMware Serverに必要なWindowsLinuxといったホストOSと違い、VMware ESXiは仮想マシンを実行することに特化しているため、非常にコンパクトでHDDを32MBしか必要とせず(今回筆者がVMware Server用にインストールしたCentOSは2GB程度)、インストールも非常に高速で簡単だ。また、仮想マシンの実行性能についても、通常のOS上で動作するVMware Serverに比べれば、仮想マシンの実行に不要なプロセスが動いていないので、 赤い彗星までは行かずともかなり速そうだ。

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結局vmserver -> HyperVisorに変えたそうですw

ということで、折角インストールしたVMware Serverだが、すべてのブレードをVMware ESXiに全面的に切り替えることにした。既にVMware Serverの仮想マシンに構築したシステムは前述のVMware Converterを使えば、簡単にVMware ESXiにコピーできるので、これまでに行った作業は無駄にならない。

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確かにブレードは最近安くなってきているし、キャンペーンとかで安価に購入できる

某所もブレードで(以下略

ブレードサーバは、決して高くないし、ワイヤリングや運用保守などを考えれば、多くのラックマウントサーバを購入しなくて本当によかったと思っている。動いてさえしまえば単体のブレードサーバは、普通のx86サーバと同じなので、何も心配することも、迷うこともない。しかも、SASの設定の部分など技術的に味わい深そうな所も残っており、当分楽しめそうだ。

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