スラッシュドット・ジャパン | JAXAが小型衛星を毎年1機打ち上げる方針を発表(情報元のブックマーク数)

JAXAスペースデブリ増産計画。

売新聞の記事によると、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、今後10年間、毎年1機づつ技術実証用の小型衛星を打ち上げる方針を決めたとのこと。宇宙空間での実証実験の機会を増やすことで、衛星用機器の開発期間を短縮するのが目的。

人工衛星に搭載される機器は、温度変化や宇宙線、打ち上げ時の振動などに耐え、軌道上で確実に作動することを要求される。そのため充分な実証実験が必要で、現状では実用化までに10年程度の時間がかかっているそうだ。そこで、開発コストが数億円で済む100kg級の小型衛星をH-IIAロケットに相乗りして継続的に打ち上げ、実証実験の機会を増やすことで実用化までの時間を5年程度に短縮することを狙っているそうだ。開発期間を短縮することで搭載機器の高性能化を図り、国産衛星の国際競争力を高めることが狙い。

JAXAが小型衛星を毎年1機打ち上げる方針を発表 | スラド サイエンス

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