「あなたの身近なセキュリティ」: 第29回:USBメモリのセキュリティ(情報元のブックマーク数)

USBとセキュリティ、会社ではUSBメモリ禁止!と言ってしまって結局、闇で使われたりしちゃうんでしょうね。

USBメモリもったいないお化け、入れるのは良いが、いつか使うだろう!で削除しないファイル達危険ですよねぇ・・・

データの受け渡し用には便利だが紛失に伴う情報漏えいの可能性も

 企業によっては、情報漏えい対策の一環として、職場のPCでUSBメモリなどUSBデバイスを利用できないようにするため、PCのUSBポートを物理的にふさいでいる。これは、USBメモリを利用可能にすることで、企業のデータセキュリティが保てないおそれがあるためだ。従業員の勝手な持ち出しだとしても個人情報が入ったデータを紛失した場合、企業の管理責任が問われる。
 ここで、WinnyやShareなどのファイル交換ソフトを通じた情報漏えい事件を思い出して欲しい。大半のケースは、職場ではなく自宅の私物PCから情報が漏えいしている。仕事に必要なファイルをUSBメモリで持ち帰って自宅のPCに保存した状態で、ファイル交換ソフトを通じてマルウェアに感染するというケースだ。
 これと同様に、重要な情報を保存しているUSBメモリを紛失しても、情報漏えいに結びつく可能性がある。一時的なデータ移動のためにコピーした場合には、用件が済み次第、速やかに消去する必要があるだろう。

「あなたの身近なセキュリティ」: 第29回:USBメモリのセキュリティ

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