M&Aの日常化がシステムを変えた:ITpro(情報元のブックマーク数)

欧米企業がERPで業務を標準化しているのは、M&Aの日常化によるものだとのこと。

いつ合併されても、優位的にシステムの主導権を取れるってことか。

多くの欧米企業はERPパッケージが組み込んでいるベストプラクティスに合わせて業務プロセスを標準化し、ITインフラを統一している。しかし、ほとんどの日本企業ではそれができていない。事業部や拠点、工場などによって業務プロセスや使用しているITインフラはバラバラになってしまっている。

M&Aの日常化がシステムを変えた | 日経 xTECH(クロステック)

「M&A後のシステム統合」とは、M&Aで経営統合した2社のシステムを一つにすることだ。こういうと簡単な感じがするが、事はそう単純ではない。それぞれの会社のシステムや業務プロセスが、きっちりと一つになっている訳ではないからだ。

 経営統合したそれぞれの会社でも、各工場のシステムがバラバラである、といったケースは多い。システムを刷新したばかりの工場があれば、20年以上同じシステムを使用し続けているところもある。業務プロセスも全く違う。いったん両社のシステム統合プロジェクトが動き出すと、そのことが顕在化する。結果として、プロジェクトは全社レベルでの業務プロセス標準化などに発展する。

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やはり、難しいには、トップダウン

システム統合に成功した企業は皆、経営者の強い指示の下にプロジェクトを進めている。システム部門は当初、「技術的に難しすぎる」、「業務プロセスを標準化したら反発が大きい」などプロジェクトの困難を予想して及び腰になるが、経営者が絶対にやれというのだから仕方がない。強い気持ちでプロジェクトに臨むことになる。

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