WikiやCMSも注意必要、次はパッケージWebアプリが標的 − @IT(情報元のブックマーク数)

LACさんのJSOCレポートが出たそうですが、CMSWikiなんかも狙われているそうです。

結構スパムコメントやスパムトラックバックはきますよね>Hikiとか

セキュリティ企業のラックは9月17日、同社のセキュリティ監視センターJSOC(Japan Security Operation Center)がまとめた2008年上半期のインターネット脅威動向レポートを発表した。増加し続けるSQLインジェクション攻撃だけではなく、WikiエンジンやCMSなどのパッケージWebアプリケーションへの攻撃、またSSHサービスに対する攻撃の増加が目立つという。

 JSOCチーフエバンジェリスト兼セキュリティアナリストの川口洋氏によると、XOOPSphpBBWikiエンジン、JoomlaなどのパッケージWebアプリケーションへの攻撃が2008年から急増しているという。これらのパッケージは多くのWebサイトで利用されているため、攻撃者にとっては効率のいい攻撃対象であること、またボットの進化により、パッケージのバージョン表記をチェックし攻撃手法を変えるなど、的確な攻撃ができるようになったことが原因ではないかと考えられている。

WikiやCMSも注意必要、次はパッケージWebアプリが標的 − @IT

SQLインジェクション多すぎwらしいwww。

改ざんでウイルスを入れさせるか、搾取で情報自体をブッコ抜くか、どっちにせよ方法は違えどお金になるってことですね。

急増するSQLインジェクション攻撃についても最新の傾向が発表された。JSOCでの重要インシデントのうち、76%がSQLインジェクション攻撃によるものであり、Webサイトが攻撃対象となっている傾向はさらに強まっている。

 JSOCではSQLインジェクション攻撃を大きく「情報の搾取」と「情報の改ざん」の2つに分類している。情報の搾取はサーバに保存されている個人情報を狙ったものであることに対し、情報の改ざんはサーバに保存されているHTMLコンテンツを書き換え、不正なサーバへ誘導し、Webサイトを閲覧したユーザーが持つ情報を狙っている。

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