Winnyキャッシュファイルシステムを作りました - デー(情報元のブックマーク数)

ぉーーー、ローカルディスクのWinny2のキャッシュをファイルシステムとしてマウントできるそうです。

RC4の暗号を復号して見えるようになるそうです。これは画期的。

ファイルシステムが簡単に作れるライブラリがあることを知って、高木浩光@自宅の日記 - ウイルス駆除のためWinnyのCacheフォルダを仮想ドライブ化してはどうかを思い出したので、似たようなWindowsライブラリのDokan を使って作ってみました。

いまのところ、実行手段がテキトウなのとAVG Freeで試したところ少し問題がありましたが、読み取り専用の仮想ドライブとしてウィルススキャンと感染ファイルの削除はできています。

Winnyキャッシュファイルシステムを作りました - デー

まぁ、キャッシュなので100%ではないのと、ウイルス対策ベンダーがWinny系のウイルスに対応を十分していないので、難しいですね

とりあえず、実験的なものとしては素晴らしいです!!!

仮想ドライブをアンチウィルスソフトでウィルススキャンし、ウィルスに感染しているファイルをキャッシュから削除する事で、Winnyネットワークからウィルスを減らす用途に使用します。

高木さんの日記は2年も前のものですが、情報流出事件は今でも起きているので、まだ使う意味はあると思っています。

Winnyを使って情報流出事件を起こしてしてしまう人の多くは、Winnyを使うような人なので、「Winnyは危険!を使うな!」と言っても使います。しかし、情報流出事件を起こすのは嫌だと思うので、このソフトには協力的なのではないか? と個人的には考えています。

Winnyキャッシュファイルシステムを作りました - デー

一時ファイルでまとめてる感じかな。ふむ、すげーおもしろい。

Winnyのキャッシュ見れて便利じゃね? と思うかもしれませんが、CreateFileのセッション単位で復号しながら表示しているので、重いです。ストリーム暗号のかかったキャッシュファイルをランダムアクセスするために必要になった部分だけ一時ファイルを作っています。このファイルは、CloseFileのタイミングで消えています。なので一度表示したからといって次から軽くなったりはしません。

Winnyキャッシュファイルシステムを作りました - デー

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