カーネルメモリ使用量を70%(※1)削減し軽快な使用感を実現 ウイルス検索エンジン「VSAPI(TM) 8.9」提供開始;ニュースリリース - 2008/8/4 | 会社情報 : トレンドマイクロ(情報元のブックマーク数)

もうVSAPIエンジン8.900な季節が来ましたか・・・・

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704)は、ウイルス対策製品の共通モジュールであるウイルス検索エンジンの最新版「VSAPI 8.9」(※2)を本日2008年8月4日(月)より提供開始することをお知らせします。
ウイルスバスター」シリーズを中心としたクライアント/サーバ対策製品向けに開発した「VSAPI 8.9」は、カーネルメモリ(※3)の使用量を最大70%(※1)削減し、軽快な使用感を実現します。

プレスリリース | トレンドマイクロ

Kernelメモリに展開するのではなく、必要なモジュールだけKernelに展開するそうです。

従来のクライアント/サーバ対策製品向け検索エンジンは、パターンファイルすべてをカーネルメモリに展開して処理を行っていました。このたび提供開始する「VSAPI 8.9」では、パターンファイルに含まれる、不正プログラムの有無の確認に使用する情報だけをカーネルメモリに展開します。不正プログラムの確認時には、パターンファイルから処理に必要な情報のみカーネルメモリに展開します。これにより、平常時のVSAPIのカーネルメモリ使用量を最大70%(※1)削減し、他のアプリケーションが使用可能な領域を大きくすることで、クライアント/サーバにおける軽快な使用感を実現します。

プレスリリース | トレンドマイクロ

8月4日にWeb公開、8月19日にActiveUpdateだそうですが、どう考えても無茶。

だって、お盆休み考えてる?実質1週間しかないよ>検証時間
そして、お盆明けにさようならwwwwww(不具合w)

■ 公開スケジュール
2008年8月4日(月)
    トレンドマイクロのWebサイト(http://www.trendmicro.co.jp/download/engine.asp)にて提供
2008年8月19日(火)
    法人向け製品(「ウイルスバスター コーポレートエディション」など)へActive Update機能にて配信
2008年8月20日(水)
      個人向け製品(「ウイルスバスター2008」など)へActive Update機能にて配信
※なお、下記対象製品向けのVSAPIの現行バージョンである8.71は2009年2月20日(金)にサポート終了予定です。

プレスリリース | トレンドマイクロ

とりあえず、以下がリリースノートです。

■VSAPI8.900の主な改善点
(本バージョンは、NTKD (32bit版/64bit版) およびLinux版のIWSS 3.1 / 3.0、IWSA 3.1 のみのリリースです)
1. カーネルメモリ使用効率の大幅な改善 ( Windows NTKD版 )
ウイルス検索エンジン VSAPI 8.900 NTKD版は、従来カーネルメモリ上に展開していたパターンファイルのうち、不正プログラムの有無の確認を行うパターンファイル以外を、処理に必要な部分のみ展開する方式に移行します。これにより、不正プログラムの検出時に使用するカーネルメモリの使用量を大幅に削減します。
2. 一部ゲートウェイ対策製品におけるHTTP 検索のパフォーマンス改善 ( Linux版 )
InterScan Web Security Suite 3.1 / 3.0、InterScan Web Security Appliance 3.1におけるHTTP検索パフォーマンスが向上します。
(検索パフォーマンスは、検索対象およびその量によって変動いたします)
※ウイルス検索エンジン VSAPI 8.900 には、適用後にOS再起動が必要になる修正は含まれておりません。

検索エンジンリリースノート | サポート: トレンドマイクロ

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