InterScan for Domino 3.0 Windows版 Patch4 公開のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ

一部DoSなんかを引き起こす問題を修正したInterScan for Domino 3.0 Windows版 Patch4が出たそうです。

InterScan for Domino 3.0 Windows版 Patch4 を公開いたしましたことをお知らせいたします。
■公開日
2008年7月8日
■修正内容
付属のReadmeファイル 及び下記製品Q&Aをご覧ください。
「InterScan for Domino 3.0 Windows版 Patch4 Readme」

サポート情報 | トレンドマイクロ
2. 修正される内容
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本Patchの適用により修正される既知の問題は次のとおりです。

   2.1 Patch 4で修正される既知の問題
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   2.1.1 InterScan for Domino
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   1) InterScanのデータベースsmconf.nsfがtimeフィールドの初期値に関してNotes
     クライアント6.5.6と互換性がない問題

   2) 設定ファイル(TMeMgr.ini)またはeManager (バージョン5.22)の一時フォルダ
      がDominoサーバのDataディレクトリに存在しない場合、eManagerが起動できず
      InterScanも正常に起動できないことがある問題

   3) smdrealタスクまたはsmdupdタスクが起動してライセンス情報をチェックする際に、
      登録ドキュメントが正常にアップデートされない問題
      この問題は、Dominoサーバ間でsmconf.nsfを置換する際に、登録ドキュメントで
      複数の「replication or save conflict」(複製または保存の競合) エラーを引き
      起こす原因となることがあります。

   4) 一部の特殊な文字が含まれたOU名を処理する際、解析エラーが発生し、smdrealが
      クラッシュする原因となることがある問題

   5) InterScanウイルスログデータベース(smvlog.nsf)に複数のステータスログドキュ
      メントが保存され、複数のドキュメントがあることによりInterScanのアップデート
      が正常に処理できない問題。

   6) InterScanが正しいファイルタイプを正常に取得できないため、特定のHTMLファイル
      が検索されずに配信されることがある問題

   7) グループから展開されたユーザリストが65535バイトを超える場合、大きいグループ
      がポリシーに一致しないことがある問題

   8) 隔離処理が指定されているにもかかわらず、InterScanリアルタイム検索または
      データベース検索により、感染した多重圧縮ファイルを削除することがある問題

   9) 圧縮レベルの最大値を超えた検索不能の圧縮ファイルがある場合、特定の受信者
      に通知を送信するよう設定されているにもかかわらず、該当するファイルが検出
      されても通知メッセージが送信されないことがある問題

   10) Dominoサーバによって実際のウイルスの内容がデコードされた後に、Tmmsgが
       再デコードするため、署名されたSMTPメール内のウイルスが検出されない問題

   11) リアルタイム検索のロード中に、InterScanがDominoサーバmail.boxに保存され
       ているメッセージを処理できるようになる機能の追加

   12) 2人以上の受信者に配信されるメッセージに対して検査証明を有効にしている
       場合、受信者のアドレスのドメイン名が失われることがある問題
       このときメッセージは配信されません。この問題は、FAX受信者に配信される
       メッセージに影響します。

       InterScanのドメイン名を保存する方法を変更し、受信者のアドレスを再構成
       することでこの問題が修正されます。

   13) 添付ファイル名の末尾にスペースが含まれている場合、[許可された添付ファイ
       ル] フィールドで指定された拡張子名のリストと比較すると不一致が発生する
       ことがある問題

   14) 開いた文書をInterScanで検索する設定をした場合を除き、ノーツ上の文書を開く
       イベントに対してExtension Managerがコールバック機能を登録しないようにする
       設定の追加

       この設定変更は、上記の機能が呼び出されたときにレプリケータがドキュメント
       内の640KBを超えるOLEオブジェクトを破損させる問題を回避するために提供され
       ます。ただし、本Patchの適用後も、ユーザが初期設定の検索設定を変更して開い
       たドキュメントを検索するようInterScanを設定した場合には、再び上記の問題が
       発生します。

   15) 特殊なメール本文内の添付ファイルをチェック中、添付ファイルの名前を
       確認する前に、InterScanが応答を停止することがある問題

   2.1.2 Control Managerエージェント
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   1) Control ManagerエージェントからControl Managerサーバに送信されたウイルス
      ログが、Control Managerサーバの停止中に失われることがある問題

   2) eManagerでInterScanがクラッシュする問題

   3) ICUモジュールの例外がDominoサーバのクラッシュを引き起こす問題

   4) DominoサーバのNotes Address Book (NAB) から情報を取得する際、Control 
      ManagerエージェントでCPUスパイク (トラフィックの急増) が発生することが
      ある問題

      このCPUスパイクはNABの大きさに比例して持続し、Dominoサーバのパフォーマン
      スに影響することがあります。

screenshot