国内メーカーがEee PCを作れない理由:ITpro

まぁ、始めに作るのは、中々難しいよね。

でも一度作られたものを、究極として至高、究極、至高、究極と高めて行くのは日本のお家芸。これからモバイルノートはどうなるのでしょうねぇ。

 

確かにかなり安くなってきたモバイルがLet'sNoteとかの高くなるのと、値下げ族と2派に分かれた気がする。

第一に、メーカー各社は長期的なパソコンの単価下落傾向を受け入れられず、当時は単価を戻そうと保守的な姿勢になっていた。とりわけ2006年夏ころから、単価下落に対する業界関係者の危機感は一段と強くなったように思う。2006年夏といえば、Windows Vista発売前の買い控えにパソコン業界が直面し、15.4型液晶を搭載した大手メーカーのスタンダードノートが、15万円を切って売られる光景が頻繁に見られるようになったころである。Eee PCのように単価を大きく引き下げ、数量で稼ぐ手法は既存のパソコン市場の破壊につながりかねない。それゆえ、ドラスティックな判断は避けてきた。

国内メーカーがEee PCを作れない理由 | 日経 xTECH(クロステック)

採算度外視とかで冒険が出来なかった。確かに出来ないよなぁ・・・こんだけ買い渋られると。

第二に、国内メーカーはモバイルノート市場の成長可能性に目をつぶっていた面があるのではないか。国内パソコン市場に占めるモバイルノートの台数ベースの比率は、ここ数年10〜15%で推移している。実際の台数は、上述のように百数十万台というレベルである。モバイルノートの海外への輸出量は国内出荷台数の半分程度で、ほとんどのメーカーは国内需要の中で事業の舵取りをしていた。言い換えれば、限られたパイを国内メーカー各社で分け合っていたわけだ。
限られた出荷台数で採算性を確保するには、大きな冒険はしづらい。多くのメーカーは、単価が高くても購入意欲が減退しづらいビジネスコンシューマーを主な想定ユーザーとして、固定ファンになってもらえる手堅い製品を出し続けてきた。

国内メーカーがEee PCを作れない理由 | 日経 xTECH(クロステック)

最終的に比較されるので、他社と違うものを乗せられないと・・・完全割り切らないと作れないよねぇ。確かに。

第三に、小型・低価格ノートの開発に不可欠な「割り切り」に対する国内メーカーの嫌悪感がある。これまでパソコンは性能が上がるのが当然で、またメーカー間の競争においては仕様表で横並び比較されることが当たり前であった。こうした環境に慣れてしまい、性能の劣る製品を出すことに、恐怖心を抱くようになったのではないだろうか。

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