「情報共有→ビジネス成功」を導くノウハウはこれだ

SNSで雑談をすることを問題視する経営層がいるそうですが、普通の雑談やメールと何が違うのか?という意見

確かに。雑談との違いはないねぇ・・・

ここで、よく聞かれるのが、ブログやSNSを社内で展開すると、社員が業務に関係ない雑談に時間を費やすことになり、生産性が低下するのではという意見だ。これは、Enterprise 2.0に対して典型的に聞かれる、日本のマネジメント層の反応だが、マカフィー教授によれば米国でも状況は似たようなものであるそうだ。
この不安に対してマカフィー教授は「Enterprise 2.0を導入する前は、あなたの会社の社員は会社で業務以外の会話を全くしなかったのですか?」と回答するそうだ。多少の遊びの要素はどの組織にもあるし、それが必ずしも悪いこととは言えない。もちろん、極端なケース(たとえば、明らかに違法な情報をブログに書き込んだり、丸一日をブログに費やすなど)に対してはマネジメントのアクションが必要だが、過剰なルール設定は避けるべきだ。

企業別SNS展開パターンとかどっか出さないものかなぁ・・・

もうひとつのポイントはジェネレーションギャップをうまく解消することだ。前回も書いたが、Web 2.0系のテクノロジーの活用度合いは、世代により大きく異なる。米国のEnterprise 2.0の事例では、現場の若手が積極的、シニアマネジメントも積極的、しかし、中間管理職だけが消極的というケースが、よくあるようだ。事情は日本も同じだろう。Enterprise 2.0のプロジェクトは既にネットでWeb 2.0が体に染みついている若年層の主導で行なった方がうまくいく可能性が高いかもしれない。

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