シスコがルーターのAPIを公開、動的な設定変更などを可能に:ITpro

CiscoがISRのAPIを公開するとの事。コマンド入力やパケットキャプチャ、イベント通知のAPIが公開されるとの事。

ALL Denyな設定で自分を殺さないようなルータ保護機能を持ってほしいなぁ。

シスコシステムズは2008年5月28日、統合型ルーターCisco ISR」シリーズのAPIを7月に公開すると発表した。ルーター情報の取得、CLI(コマンド・ライン・インタフェース)コマンドの入力、イベントの通知、パケットのキャプチャといったAPIを利用できる。APIを利用するには、Linuxを搭載したカード型モジュールをCisco ISRシリーズに追加する必要がある。「これまでAPIの公開はしていなかったので、シスコとして初の試みとなる」

認証とルーティングをつなげるとか、VPNの接続先を動的に設定とか面白そうだなぁ。

APIを利用するためのモジュールを「AXP(Application eXtension Platform)モジュール」と呼ぶ(写真)。AXPモジュールはLinux OSを搭載したサーバーとして利用できる。例えば、ICカードの管理サーバー機能を持たせ、ICカードに応じて異なる接続先にVPN(仮想私設網)を設定するような使い方が可能だ。

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