ビッグ・ブラザーが見守る街:藤隼人「ロンドンの街角から」

たった8キロで写真撮られるんだ。すげぇ。

ロンドンの街中を運転しているとあちらこちらで監視カメラを見かけます。市内の法定速度は30マイル(約50キロ)で、これを5マイル(8キロ)でもオーバーすると、スピード違反の証拠写真を撮られます。
 スピード違反だけでなく、対象となるのは信号無視から歩行者優先無視、排気ガスまで多岐に渡ります。市の中心部に乗り入れるのさえ監視されていて、中心部に入るのに対して渋滞税を支払う必要が生じます。

1日300枚・・・420万台・・・安全のため、なのか・・・

2000年で最大420万台、英国人口の14人に1台の割合となります。そして1日当たり1人につき300枚ほどの写真が撮られているそうです。

まぁ、日本も色々な店に監視カメラは常備されていますしね。

車を運転している時も、街を歩いている時も、社会のルールを守りつつ、監視される側ではなく、守られる側に回るように努めるのがこうした社会で安全に住むための知恵なのかもしれません。

screenshot