第38回 実例に見る,間違いだらけのIT組織づくり:ITpro
なんか耳が痛い耳が痛いw
ITアーキテクトが火消しに回って長期的なアーキテクトな仕事が出来ていないとの事。
機能グループを細分しすぎて縦割り組織ができちゃったってこともあるそうです。
(5)機能グループを極度に断片化
あるメディア企業はアプリケーションのグループを細分化した。150人のアプリケーション部隊を11ものグループに再編したのである。それも,顧客,商品,地域,技術といった不可解なグループ分けだった。結果としてアウトプットの品質が低下してしまった。
それぞれのグループで,要件定義,開発,テスト,運用といった専門家が不足していった。特にテストと再利用の領域でうまくいかなくなった。つまり「組織の断片化」が起きたのだ。
ITILにおけるサービスデスクを作ったらユーザと開発運用、運用とが遠くなったとかありますよね。
(9)機能セグメント化によるバリア
ある食品サービスのCIOは開発から保守部門を完全に分離した。これによって,両部門間に見えないバリアができ,意思疎通が悪くなってしまった。保守部門は開発部門が作った見知らぬアプリケーションを扱うこととなり,メンテナンスに苦労する羽目となった。