セキュリティ対策を回避した巧妙な攻撃が2007年の特徴--ラックが報告:セキュリティ - ZDNet Japan

攻撃が巧妙になってきているそうです。HTTP(Port80)を利用してFireWallを超えようとするものも増えているそうです。

同レポートによれば、2007年はセキュリティ対策を意図的に回避し、巧妙に攻撃するケースが目立ったという。特に11月と12月にはSQLインジェクションが大規模に行われた。これは、Webサイトを改ざんして悪意あるコードを埋め込むことで、アクセスしてくるユーザーに不正なプログラムをインストールさせようとする攻撃。ラックでは人気のあるWebサイトほどリスクが高くなるため、運営企業は自社ユーザーの保護を念頭においた対策が求められるとしている。
巧妙化する攻撃という点では、ボットがHTTPで利用するTCP 80番ポートを介して通信し、ファイアウォールによるアクセス制御を回避しようとする動きが確認されたという。TCP 80は、ほとんどの企業が従業員のネット利用のために、ある程度のセキュリティ対策を施した上で開放している。ラックではファイアウォールを超えることが可能で、なおかつ許可された通信に偽装することで、企業のセキュリティ対策を回避するように意図しているものと推測している。

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