ファイルの「指紋」で判断、トレンドマイクロが情報漏えい対策製品:日経パソコンオンライン

TrencmicroがLeakProofという製品を(買収製品)を出すそうです。

トレンドマイクロは2008年4月14日、企業向けの情報漏えい対策製品「Trend Micro LeakProof 3.0」を発表した。管理者が登録したファイルやその内容の一部が、従業員のパソコンから、メールやUSBメモリーなどを経由して外部に漏えいすることを防ぐ。出荷日は2008年5月30日。価格は、100ユーザーで287万5000円など。

クライアントとサーバ構成で、ファイルの指紋(特徴)を作って、クライアントに配信して、クライアント側でポリシー違反したらとめるそうです。

LeakProofは、サーバーアプライアンス「LeakProof DataDNAサーバ」(図1)と、従業員のパソコンにインストールするクライアントソフト「LeakProof Anti-Leakクライアント」から構成される。
管理者は、外部に漏えいさせたくないファイルをサーバーに登録。サーバーでは、ファイルの特徴を抽出して「フィンガープリント(指紋)」と呼ばれるデータを作成し、各クライアントソフトに配信する。
クライアントソフトは、従業員のパソコンに常駐して、ユーザーのファイル操作や通信を監視。登録されているフィンガープリントと合致するファイルやその情報が、外部に送信されそうになったり、リムーバブルメディアにコピーされそうになったりすると、警告を表示して送信やコピーをブロックする(図2)。

対応プロトコルが少ないですが、ある程度はとめられる模様。

また、プリントスクリーン機能を禁止にして、画面のキャプチャーによる情報漏えいも防止する。
対応するプロトコルは、FTPSMTP/HTTP/HTTPS。クライアントソフトは、パソコンから送信される情報を監視し、登録したファイルやその一部が、例えばメールやWeb経由で外部に送信されそうになると通信を遮断する。HTTPSについては、暗号化される前に送信データをチェックするという。