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美しすぎる。

宇宙航空研究開発機構とNHKは11日、月周回衛星「かぐや」が、欠けた部分のない満月のような状態の地球を撮影した、と発表した。全面が青く輝く「満地球」の姿を、約38万キロメートル離れた月からハイビジョン画像でとらえた。
昨年9月に打ち上げられたかぐやは、月の高度約100キロメートルを周回しながら観測を続けている。4月6日、月の裏側の南極付近を飛行しながら「満地球」を撮影した。北米大陸や太平洋などが映っている。

地球の出です、JAXA経由

この画像は、平成20年4月6日(日本時間)に「かぐや(SELENE)」ハイビジョンカメラ(望遠)で撮影された動画の一部を静止画像として切り出したものです。月面は南緯83度以上の月の裏側の南極付近で、地球の左下には北アメリカ大陸、中央は太平洋が見えています(画面の上が地球の南になっているため、北アメリカ大陸の上下が通常とは逆になっています)。
下の画像は、月の地平線に地球が昇る様子を示したものです。左端の画像から地球が昇る右端の画像まで約40秒かかっています。

http://www.jaxa.jp/press/2008/04/img/20080411_kaguya_01l.jpg
screenshot