SonicWALL、「1ランク上の性能を実現した」中規模向けUTMアプライアンス

確かに、CheckpointやNetScreenと比べても値段の割に、かなりコストパフォーマンスが良いですねぇ。

米SonicWALL 日本支社は4月9日、中規模ネットワーク向けのUTM(統合脅威管理)アプライアンス「SonicWALL Network Security Appliance(NSA)シリーズ」を発表した。「NSA 3500」「同 4500」の2製品がラインアップされ、いずれも同日より販売を開始する。
NSAシリーズは、中規模ネットワーク向けの従来製品「SonicWALL PRO 3060」「同 5060」などの後継として提供されるUTM製品で、特徴は、「UTMの圧倒的なネットワークパフォーマンスを実現した」(日本代表のマイク小池氏)点。大規模ネットワーク向けの上位機種「NSA E-Class」で導入されたマルチコアテクノロジーを採用し、従来製品の3倍以上の性能を実現したという。システムエンジニアの奥山剛央氏も、「それぞれの価格帯において、1ランク上の、これまでにない性能を実現した」とアピールする。

VPNFireWallは標準としても、追加でIPSやウイルス対策やコンテンツフィルタが使えるのはうれしいな。

OSにはNSA E-Classと同様、「SonicOS 5.0 Enhanced」を採用。標準でファイアウォールIPsec VPNの機能を利用できるほか、追加ライセンスによってIPS、ゲートウェイアンチウイルス、コンテンツフィルタリングといったセキュリティ機能を追加できる。また、アプリケーションレイヤまでのスキャンが可能なDPI(ディープパケットインスペクション)機能も備えており、「他社と異なり、パケットの再構築をせずにアプリケーションレベルの異常を検出できるため、パフォーマンスが劣化せず、検査するファイルサイズに制限がない点も強調できる」(奥山氏)とした。

色々なものを買うよりも、アプライアンスで一つで管理しろと言う考えもあり、色々製品で対策を多重化という考えもあり、ここはポリシーですね。

小池氏によると、同社のビジネスのうち50%近くは、サブスクリプションや保守サポートといったハードウェア以外が占めるとのことで、いったん顧客とつながりができると、ビジネスの継続が期待できるとのこと。そのため、顧客との接点となるパートナーについても、「長くお付き合いできるパートナーをひとつひとつ作っていきたい」とした。同様に、RSAやHPといったセキュリティ/ネットワークベンダーとのアライアンスもいっそう強化する意向で、「パートナーも含めた大きな形で展開し、顧客にソリューションを提供したい」と述べている。

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