SATAドライブは基幹システムに使える − @IT

信頼性や高速性では、FCには負けちゃうSASディスクですが、アーカイブやバックアップなど適材適所で使えば良いのではないか?という記事かな

SATAディスクドライブは大容量で安価なことが特徴だが、高速性や信頼性の点でファイバーチャネル・ディスクドライブやSASディスクドライブに劣るとされる。このことから、企業のサーバにおいて通常はアプリケーションが直接書き込みや読み出しを行うメインのストレージとしてではなく、バックアップやアーカイブなどの二次ストレージとして使われている。しかし、3PARが同社のストレージに組み込んでいる技術を生かせば、SATAドライブの欠点を克服できるという主張だ。

冗長化すれば、ディスクを分けられてディスクを複数同時に書き込めて高速化する

問題点を逆転の発想で利用したという話ですが、確かに信頼性が低ければ冗長構成で保管してやればいいですよね。
容量と値段が安いのを旨く活用すればSASディスクも十分エンタープライズ利用可能かもしれませんね。

SATAドライブにおける高速性と信頼性の問題を、3PARのストレージはどう解決しているのか。同社のストレージは当初からデフォルトで、搭載している同種ドライブすべてを単一のドライブセットとして利用し、全ドライブにデータをストライプ書き込みする仕組みだ。搭載ドライブ数が多いほどデータが分散して同時に書き込まれるため、パフォーマンスが向上する。「当社の製品でSATAドライブを使うほうが、従来型の製品でファイバチャネルを使うよりもパフォーマンスが高いことは、多くの顧客が知っている。当社ではSATAドライブの検証方法を変えて、デスクトップPC用のSATAドライブではなく、エンタープライズクラスのSATAドライブの提供を確保し、安心して使ってもらえるようにした」

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