セキュアVMプロジェクトの成果「BitVisor」、オープンソースとして公開 − @IT

セキュアVMなBitVisorが公開されたことに関する記事です。

BitVisorは、高度なセキュリティ機能を組み込んだクライアント向けの仮想マシン環境を実現し、ひいてはコンピュータ基盤レベルでのセキュリティを強化することを狙った研究開発プロジェクトだ。もともとは、政府が進める情報セキュリティ対策「セキュア・ジャパン」の中で構想され、筑波大学が中心となって、一から開発が進められてきた。

今後、ホストOS経由でのウイルスチェックソフトやVPNFireWallなんか出てくることでしょう。

BitVisorでは、ストレージやネットワークトラフィックの暗号化、ID管理といったセキュリティ機能を、WindowsLinuxといったゲストOSではなくVMM側で実現する。これにより、仮にウイルス感染やPC本体、USBメモリの盗難、紛失といった自体が発生しても、情報漏えいを防ぐことができるという。
特徴としては、最低限必要なI/Oだけを監視、仮想化する「準パススルー型」というアーキテクチャを採用することにより、ソースコード行数を約2 万行に抑えたことが挙げられる。VMMコア自身の簡略化・軽量化によって、セキュリティ向上およびオーバーヘッドの低減を図っている。

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