【続報】東証が緊急会見、システム障害の引き金はデータベースのデッドロック:ITpro

東証のシステム障害はデッドロックが引き金だったそうです。

3月10日に東京証券取引所の株式売買システムで障害が発生し、午前9時から午後1時まで2銘柄が売買できなかった問題(関連記事1、関連記事2)で、東証は同日午後5時から緊急の記者会見を開いた。鈴木義伯常務取締役CIO(最高情報責任者)は、「データベースのデッドロックが引き金だった」と説明した

2つのトランザクションが、それぞれどのようなデータベースをロックしたまま放さなかったのかについては公表を避けたが、注文データを格納するデータベースと、バスケット取引のデータを格納するデータベースの2つだったとみられる。

デッドロックが発生して、リトライ、リトライ、リトライを開始して100回を超えると訂正トランザクションが異常終了したそうです。

問題は訂正トランザクションなのかな?

先行のトランザクションが終了しないまま、デッドロックが再び発生して、またリトライを繰り返すという事象が起きた。
リトライが続きシステムに無駄な負荷がかかるのを防ぐため、東証の売買システムでは、リトライする回数の上限を100回と定めている。今回は、この上限を超えたために訂正のトランザクションが異常終了した。
正常に処理できなかった訂正注文の中に、アルプス電気名古屋鉄道の2銘柄が含まれていたため、これら2銘柄が売買停止となった。システムで処理できなかった訂正注文については、午後1時の売買再開までに運用で対処した。

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