ボット犯罪集団17人を逮捕 - ワークスタイル - nikkei BPnet

ボットネット犯罪集団がカナダで逮捕されたそうです。100万台ですか。

同警察が逮捕したのは17〜26歳の17人。うち1人は19歳の女で、3人は未成年だ。最大で100万台のパソコンをボットの管理下に置いていた。警察の推定では、被害は最大4500万カナダドルに上る。有罪になった場合、カナダの法律では最大で懲役10年が科せられる。
感染したパソコンは100カ国以上に及ぶというので、日本にも被害者がいるはずだ

もらったお金は・・・かなりの額なんでしょうねぇ・・・

ケベック州警察は2008年2月20日早朝、ネットワークを利用して犯罪を行った容疑で17人の容疑者を逮捕した。容疑者はモントリオールを含むケベック州の12市の居住者で、年齢は17026歳。うち1人は19歳の女性、3人が未成年(18歳未満)である。距離的に離れて住む彼らは、主にインターネットで連絡を取り合っていた。

全世界100国以上に散らばるパソコンが、彼らが配布した悪意のボットに感染した。多くは、ポーランド、ブラジル、メキシコ在住者のパソコンだという。何1000台ものパソコンにボットを感染させたことが既に判明している。最大で100万台のパソコンをリモートコントールしていた可能性がある。

容疑者は、個人情報やデータ盗難を行うフィッシングや、迷惑メール送信にボットを利用していた。被害の推定額は4500万カナダドルである。ただし被害額の算定方法や、金融機関から盗まれた被害額は明らかにしていない。

原状回復の損害賠償か、、、民事では難しいのかな・・・

民事裁判でよく使われる「現状回復の費用」を被害額相当だと考えることができるかもしれない。ボットに感染したパソコンを修復するために必要となるソフトウエアの開発費や作業の費用である。だが、これまた問題が多い。パソコン内部のファイルを壊したり消したりしないウイルスは被害額が低いことになる。ウイルス対策ソフトの最新のパターンファイルによって削除できた場合、被害額はゼロ円になってしまうかもしれない。
悪意のポットやウイルスの作者を思い留まらせるような算定方法はないものだろうか。

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