NECとSAPのグローバルな協業関係の確立(2008年2月19日): プレスリリース | NEC

NECとSAPが共同でソリューション開発・マーケティング・販売までを(グローバルで)協業するそうです。

日本電気株式会社(注1、以下 NEC)とSAPジャパン株式会社(注2、以下 SAP)はこのたび、両社共同でのソリューション等の開発・マーケティングから販売に至る広範な協業をグローバルに開始することで合意いたしました。
両社が新たに協業するのは、

  1. . NEC製ITプラットフォーム製品(ハードウェア、ソフトウェア)の SAPソリューションへの組込みと共同マーケティング
  2. . SI領域でのソリューションの共同開発、マーケティング
  3. . アプリケーション・サービス事業の共同展開
  4. . 要員育成、R&Dでの協業

の4点であり、その第一弾として、アジア地域での具体的な展開を開始し、他地域への拡大を検討してまいります。

NECさんも、日本だけじゃなくアジアに向けて方向を変えてきたって事かな

(1) NEC製ITプラットフォーム製品(ハードウェア、ソフトウェア)の SAPソリューションへの組込みと共同マーケティング
両社共同でマーケティングやプロモーション活動を展開し、SAPソリューシ ョンを提供する際は、NEC製のサーバ・ストレージ製品をSAP社と共同検証する。第一ターゲットとしてアジア地域で共同拡販する。また、セキュリティ や運用管理などの領域のNEC製ソフトウェア製品をSAP関連ソリューションに組込み、OEM販売等を行なう。
(2) SI領域でのソリューションの共同開発、マーケティング
SAPのSOA(注4) 基盤「SAP NetWeaver(R)」を活用し、「SAP(R) ERP」とNECの各種業界向けソリューションを活用した新たなソリューションの開発・共同マーケティングを行い、製造・流通・金融などへの販売を行なう。既に、NECの国内シェアトップPDMソリューション「ObbligatoII」や製造実行管理ソリューション「SFCPOP/J」など5種のソリューションと「SAP ERP」を連携させており、こうしたラインアップの拡充を図る。
(3) アジア地域でアプリケーション・サービス事業を共同展開
アジア地域において、SAPのアプリケーションソフトを使ったサービスを共同提供する。第一弾として、シンガポールなどアジア地域の英語圏で展開し、順次、中国・日本へも拡大を予定。SAPは製品開発やソフトウェアの運用/保守サービスを提供し、NECは各顧客向けのライセンス販売、サービスカスタマイズ等に加え、アプリケーション・サービス事業の基盤を支えるインフラ環境の提供および共同検証を行う。
(4) 要員育成、R&Dでの協業
SAP社のリソースを活用し、NECグループのSAP要員に対する教育を行ない、順次、パートナーや顧客向けの教育を両社共同で展開する。
また、R&Dレベルで、生体認証技術やNGNといった新たな技術を活用したソリューションの共同開発を進める。

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