Kaspersky 7.0 メンテナンスパック1の対応項目について : JUST Kasperskyポータル

公開1日で公開停止されたそうです。

Kaspersky7.0メンテナンスパック1ってのが出たそうです。脆弱性3件修正済みとの事。

修正された脆弱性

  1. KLV07-11 Kaspersky Anti-Virus License Protection Vulnerability KLV07-11 (KLV07-11ライセンスプロテクションの脆弱性) - ライセンスプロテクション上でみつかった脆弱性は、コンピュータ上のシステム時間がライセンスの有効期限と不整合の場合に有効になります。この脆弱性を利用すれば、攻撃者が悪意あるソフトウェアを利用してシステムに侵入し、システム時間を1年前に改ざんすることで、カスペルスキー製品を無効にすることが可能になります。
  2. KLV07-12 Klif.sys driver - NtCreateSection param error vulnerability (KLV07-12 Klif.sys driver - NtCreateSection paramエラーの脆弱性)klif.sysドライバがNtCreateSectionパラメータを正確に起動させないため、システムエラーを引き起こす可能性があります。MP1では、問題となるコードの一部Kaspersky Internet Securityから削除しています。
  3. KLV07-13 Klif - Haxdoors of the Kaspersky Antivirus 6/7 (KLV07-13 Klif −Kaspersky Antivirus 6/7のハックスドア) klif.sysドライバ中に不正なコードが含まれていたため、悪意あるコードをローカルで実行することによってシステムエラーを引き起こす可能性があります。MP1ではこのコードは削除されています。

今回修正された上記3つの脆弱性は、共にユーザーの直接的関与によって悪質なコードが実行されない限りリスクを伴わない危険度の低いものですが、カスペルスキーでは、修正版であるMP1の適用を推奨します。

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