IPアドレス管理業務に関するJPNIC文書施行のお知らせ

ついに、JPNIC直接割り当てなどの歴史的なプロバイダ非依存グローバルアドレスの再編を開始するそうです。

プロバイダ非依存のPIアドレスの調査確認と継続利用料を取るみたいです。
これで昔にグローバルIPアドレスを直接取った会社で社内でそのグローバルIPアドレスを使っている会社は大変なことになりますね。

JPNICでは、 2008年1月8日に公開しましたIPアドレス管理業務に関する JPNIC文書のうち、下記の各文書を本日より施行いたします。 JPNICへの申請手続きの際には、 ドキュメントの内容をご確認のうえお手続きいただけますようお願い申し上げます。

この辺がPIアドレスを保有するための資格みたいですね。

第10条(PIアドレスの割り当てを受ける資格)
  PIアドレスの被割り当て者は、以下の第1号ないし第3号のうちいずれか一の目的のみを有するネットワークを運用するものに限られるものとする。
(1)マルチホーム接続を行うため
(2)IXP(Internet Exchange Points)の相互接続セグメントにて使用するため
(3)当センターが別に定めるクリティカルインフラストラクチャー(Critical Infrastructure)をインターネットに接続するため

クリティカルインフラとは、ルートドメインDNS、gTLDネームサーバ、ccTLDネームサーバらしいです。

クリティカルインフラストラクチャは

  • ルートドメインネームシステム(DNS)サーバ
  • gTLDネームサーバ
  • ccTLDネームサーバ

維持料は21万らしいです/年

3.プロバイダ非依存アドレス維持料

維持料は1ネットワークごとに次の表の通りとする。

   +--------------------+--------------------------+
   |   費目             |    費用                  |
   +--------------------+--------------------------+
   |  アドレス維持料    |  210,000円               |
   +--------------------+--------------------------+

この場合において、被割り当て者が1割り当てネットワークに対してIPv4アド
レスおよびIPv6アドレスの両方のPIアドレスの割り当てを受けているときであっ
ても、1割り当てネットワークあたりのIPアドレス維持料を支払えば足りるも
のとする。

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