Japan.internet.com Webビジネス - SAP ジャパンが2008年戦略を発表

SAPの2008年度の戦略が出ています。

一番目は、「パートナーエコシステムの推進」として、新規パートナーの開拓や SAP 技術者の育成を目指す。
昨年に約1,900人増やした SAP 認定技術者を2000人を目安に拡大する。また、これまで競合してきたソフトウェアベンダーらとも ESOA で統合し、協同でソリューションを提供しようといった動きもあるそうだ。
二番目に、「顧客に注目したビジネスの展開」を示し、カスタマーイノベーションセンターの設立、CS 経営推進室を設立するなど、顧客視点を取り入れたビジネスの展開を図る。
具体的には、SAP 標準ソリューションの国内向け改良や、パートナーとの連携強化する。国内へのローカライズには「締め請求」や「帳合」、「賞味期限管理」といったアプリケーションをあげた。八つるぎ洋一郎代表取締役社長によると、取引先の締め日を指定して請求書を発行する締め請求などは SAP の世界中で提供されるソリューションの標準装備機能にもなっているそうだ。

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