ロゼッタネットジャパンがバイヤ・サプライヤ間の次世代部品技術情報流通基盤にEcma Office Open XMLフォーマットを採用に向け検討

ロゼッタネットのアプリをOfficeで容易に作成できるようになるそうです。

Ecma Office Open XMLを活用することで、サプライヤは、自身のB2Bサーバーを用意することなくMicrosoft(R) Office製品からXMLベースの情報交換をすることが可能になります。この取り組みでは、中小規模のサプライヤにとって低コストで使いやすいOffice WordやOffice Excel(R)を用いた仕組みを検討しており、相互運用性に優れた情報交換を実現します。また、Ecma Office Open XMLは、XML ベースのアプリケーションを容易に開発できる設計となっており、業務データから文書を作成する、文書を業務アプリケーションと連携させるなどの発展的な利用が可能です。

XMLでのデータのやり取り、これから楽しみですねぇ。

今までの技術情報交換プロセスでは、サプライヤが持っている部品情報のスペック、含有化学物質情報(以下、環境情報)等の情報を一度、電子データから紙に印刷し、紙としてバイヤに提供しているケースが多く、バイヤはサプライヤから提供された紙から情報を読み取り、電子データ化して設計プロセスを含めたもの造りに利用していました。 また、3D、シミュレーション、環境情報のデータについては、バイヤからの個別要求に応じてサプライヤが個々に対応していました。 特に環境情報においては、REACH等の法規制に対応するために正確な情報をより短時間で、素材メーカーから部品メーカー、セットメーカーまでサプライチェーン全体をカバーする情報流通が求められています。

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