ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 3.0用 Service Pack 1 Patch 2 ビルド1210公開のお知らせ

とりあえず、当てとけw

結構の数の脆弱性に対応していますねぇ。
   2.1 本Patch 2で追加された機能
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  1. ウイルスバスター biz クライアントが、ダメージクリーンナップエンジン 
     5.0の使用時にGeneric Cleanのサポートが可能になる機能の追加

     Generic Cleanは、対応するダメージクリーンナップテンプレート (DCT) がない
     状態でも、ウイルスパターンファイルによって不正プログラムを部分的に駆除
     する新しい技術です。
     
   2.2 本Patch 2で修正される既知の問題
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  1. ウイルスバスター biz サーバが下記のリアルタイム検索設定をウイルスバス
       ター biz クライアントに配信した際に、クライアントが実際には反対の設定を
       受信する場合がある問題

       - 出力 (ファイルを開いたときのみ)
       - 入力 (ファイルを保存するときのみ)

       本Patchの適用後は、サーバが正しい設定を配信するようになります。
    


  2. ダメージクリーンナップサービス製品登録ライセンス情報を検索しようとした
       際に、製品登録情報が一部含まれていない場合、
       Trend Micro Security Server Master Serviceが停止することがある問題

       本Patchの適用後は、上記の問題が修正されます。
      

   3. 「1回限りのレポート」を作成した際に、レポートの「デスクトップ/サーバ
    のウイルス概要」の [ウイルス合計] の「検出数」と「検出されたウイルス
       の上位3件」の「検出数」が異なる場合がある問題
       これは「検出されたウイルスの上位3件」の「検出数」が1時間毎のみ更新される
       ことが原因で発生します。

       本Patchはレポート作成時に毎回「検出されたウイルスの上位3件」の情報を
       更新することにより、本問題を修正します。
       本Patchの適用後は、レポートの「デスクトップ/サーバのウイルス概要」の 
       [Total Viruses] の「検出数」と「検出されたウイルスの上位3件」の「検出
       数」が同じになります。 
       

   4. ウイルスバスター biz サーバの管理コンソールにログイン後、ユーザがリモー
       トインストール画面でコンピューター名として特定の文字列を入力して検索を
       実行すると、ダイアログボックスにプログラムの内部データの一部が表示されて
       しまうことがある問題

       本Patchの適用後は、内部データが表示されてしまう問題を回避することができ
       ます。
      

   5. ウイルスバスター biz サーバのリモートインストール用CGIがリモートコン
       ピュータのレジストリを正常に開けない場合がある問題
       この問題によりリモートクライアントのインストールが正常に完了せず、アカウ
       ントに必要な権限があるにもかかわらず、管理権限がないことを示すエラーメッ
       セージが表示されます。

       本Patchの適用後は、ウイルスバスター biz サーバのリモートインストール用
       CGIがリモートコンピュータのレジストリを正常に
       開けるようになり、リモートクライアントのインストールが正常に実行される
       ようになります。
      

   6. ウイルスバスター biz クライアントのインストールプログラムがSymantec 
       AntiVirus 10.1.4.4000を自動的に削除できない場合がある問題

       本Patchの適用後は、ウイルスバスター biz クライアントのインストーラが
       Symantec AntiVirus 10.1.4.4000を自動的にアンインストールできるようになり
       ます。
       

   7. クライアントに複数のIPアドレスがある場合、ウイルスバスター biz クライ
       アントサービスがウイルスバスター biz サーバに不正なIPアドレスに関する情報
      を返す場合がある問題

       本Patchの適用後は、ウイルスバスター biz クライアントサービスがウイルス
       バスター biz サーバに正しいIPアドレスに関する情報を返すようになります。
      

   8. マイクロソフトコンパイラのIA64プラットフォーム向けバイナリファイルに
       含まれる、さまざまな問題を引き起こす可能性のある不具合

       本Patchの適用後はこの問題が修正されます。
       
       
       詳細は以下の「マイクロソフトのサポート技術情報」に記述されています。
       http://support.microsoft.com/kb/924449/ja

   9. フルパス名が260文字を超えるファイルの予約検索または手動検索中に、リアル
       タイム検索サービスがバッファオーバフローによりクラッシュすることがある
       問題
       WindowsではMAX_PATHの値は260です。

       本Patchの適用後はこの問題が修正されます。
      

   10. ウイルスバスター biz サーバのCGIモジュールにおける次の2つの潜在的な
       セキュリティの問題

       1. バッファオーバフローを利用して、第三者がWebユーザ権限で任意のコードを
          実行できる脆弱性

       本Patchの適用後は、新しいモジュールに置き換えることでバッファオーバ
       フローの脆弱性が修正されます。

       2. 偽装されたHTTPヘッダを送信することにより、ウイルスバスター bizサーバ
          の管理コンソールでログオン時のパスワード認証を回避できる脆弱性

       これにより、ユーザ認証を通過していないユーザがウイルスバスター bizサーバ
       の管理コンソールにログオンすることができます。

       本Patchの適用後は、復号して保存されているユーザのログオン情報を
       リセットすることで、この脆弱性が修正されます。

screenshot