タスク管理について(チケット駆動開発の実践例) - u-ichiのにっき

Tracによるプロジェクト管理とタスク管理の実践例です。

こういうKnowHowをデモしてくれると、うれしいなぁw

細切れしたタスクだけでなく、業務上のアイディアまで全てをチケットとして管理しておいて一括管理しておくと、チームの作業の見える化が一気に進みます。
他の人の作業やアイディアもたまに眺めると新しい発見があり、そこからより良い手が思い浮かんだりします。
欠点としてはチケットを作りまくらないといけないのでアウトプットをする時間が増えるという点ですが、これに関しては見える化のメリットのほうが上回っていると判断しています。GTDも同じ考えですしね。

これは、うれしいですねぇ。全員で共有できるメモってのは、大切ですね。

又、一度書き出した上で会話をすることで頭が整理出来た状態で話せるし、マネージャー側の業務状況を見せていく事で全体的なタスクの状況を各自が追うことが出来るため、意識の向上にも繋がってます。

メリットとしてはとってもよく分かります。

開発って分けじゃないんだよねぇ・・・まぁ、ソースをさわらないITProにはTracはあんまり関係ないかな・・・

メリット

1. 稼働の分散化
* 業務上のやりとりを全てチケット経由でやることにより、自動で業務状況の可視化が行え、PMにかかる負担が経る
* 各担当者それぞれが他のメンバのタスクを見ることが出来るようになり、各自のモチベーション次第では業務範囲を広げる事も可能
2. 業務進捗状況の見える化(対応履歴の過去への継承)
* ドキュメントやソースコードの変更履歴とチケットを連動出来るため、コードのコメントを極力シンプルに保ちながらも履歴はしっかり管理する事が出来る。何のために変更した、とか今までは残していくことがつらかった。
* 開発の経緯が残る事で、逆にどんどんと経緯を忘れていけるというメリットもあります。
3. 見るべき場所の集約化による情報収拾にかかる手間の減少
* ドキュメント管理システムとしてのWiki、タスク管理システムとしてのチケット、ソースコード管理システムとしてのリポジトリブラウザ、これらの管理システムの変更履歴をタイムラインとして一括で見る事が出来るため、1日の作業の状況を一発で見る事が出来る
4. 細かいタイミングでコミットをする事によるマージにかかる手間の減少
* 作業毎にコミットをしていく事が強制化されるため、自然とコミットのタイミングが早くなります。自分が作業をしている間に他の人が変更をしていて、後からマージするっていう確率が落ちます。
* 意味不明なコミットも無くなる

使う人たちが、Tracを知っているSVNをきちんと知っている前提ですね。

ITPro系には、ちょっと敷居が高いかな・・・

デメリット
1. クリティカルパスが何なのかを一発で見ることが出来ない
* 繋がってるタスクのみ、ガントチャート機能を使えば回避可能かも
2. 進捗状況をテキスト化する分の稼働が増える
* 得られる効果から考えるとほとんど問題にならない

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