宇宙の“芸術"ハッブル望遠鏡〜18年の軌跡 - ニュース - nikkei BPnet

ハッブルって、肉眼で見えるんだ。

雲のない日、太陽が昇る前か、沈んで間もないころの空を眺めてみてほしい。はるか上空に、太陽の光を浴びて輝く人工衛星をみつけられるかもしれない。

ハッブル宇宙望遠鏡も、そうした人工衛星の1つだ。600キロメートル上空の軌道を、星と同じくらいの明るさでゆっくりと進んでいる。大気の揺らぎのせいでもたついて見えるが、実際には一定のスピードで回っている。そもそも、このように大気の揺らぎによって像がゆがむのを防ぐため、ハッブル宇宙望遠鏡は大気圏の外へ打ち上げられた。

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