第1回 重要性高まるTCP/IP高速化技術:ITpro

日本とオーストラリアに置いたWAN高速化装置で45Mbpsの回線が90Mbpsのスループットが出たそうです。

すげぇ、結構すげぇなぁ。WAN高速化装置。Ciscoとかが標準で入れてくれないかなぁ。

米Juniper NetworksのWAN高速化装置「WXC」を,日本側とオーストラリア側に対向で配置した。すると,帯域は45Mビット/秒であるにもかかわらず,実効スループットは2倍の90Mビット/秒を超えた。「LANでアクセスしていたのと遜色ないレスポンスを達成できた」(移行プロジェクトを指揮したアクサテクノロジーサービスジャパン サービスデリバリ テクニカルサービス ヘッド 飯島寛氏)という。

近隣のインターネットVPNでも使えるみたいですね。最近は高速化装置も高速化してるんですねぇ

TCP/IP高速化技術の出番は,長距離通信だけではない。最近主流のベストエフォート型の高速インターネット接続サービスでは,「同一地域内でも10 ミリ〜20ミリ秒の遅延が生じることは珍しくない」(リバーベッドテクノロジー 技術部長服部征一氏)からだ。これだけの遅延は,専用線で東京−大阪間を接続したときの遅延に匹敵する。回線品質も低めなので,ノイズなどの影響で「ビット反転→ パケット破棄→再送」が生じやすい。結果的に,スループットが頭打ちになる。TCP/IP高速化技術は,こうした局面を打開するためにも使える。

無駄を省くのとデータを削減するのと2種類あるみたいです。無駄を省くのはオーバーヘッド少なそうだな。

現場で活用されるTCP/IP高速化技術を見てみると,2種類に分けられる(表1)。(1)遅延に代表される無駄を省く技術と,(2)送信データ量を削減する技術である。(1)は,TCP/IPの仕組みをほぼそのまま踏襲しながら高速化を図ることが多い。これに対して(2)は,TCP/IPの枠組みにとらわれることなく,ベンダーなどが独自の仕組みを持ち込んでいる。

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