Trend Micro Security Blog ≫ アーカイブ ≫ 「MS07-060」を攻撃する不正Word文書ファイル

MS07-060脆弱性を攻撃したウイルスが出たことの報告です。

MS07-060のWordの脆弱性を悪用するウイルスが出ています。→ TROJ_MDROPPER.WN - まっちゃだいふくの日記★とれんどふりーく★で10月15日に言っているので、6日間かかってますねぇ・・・Blog意味あるのか?!

10月の Microsoft Update は米国時間の9日(日本時間10日)に公開され、6つの大きなセキュリティホールが修正されました。その2日後の10月11日、アップデートで修正されたセキュリティホールの1つである「MS07-060Microsoft Word の脆弱性により、リモートでコードが実行される (942695)」を攻撃する不正プログラムがに確認されました。トレンドマイクロでは「TROJ_MDROPPER.WN」の検出名で対応しています。この不正Wordファイルは”Hope See Again.DOC”のファイル名で配布され、セキュリティホールが存在する環境でオープンされると「BKDR_AGENT.ABGL」を作成して実行します。

標的型攻撃で使われるので要注意ですね。

不正プログラムは特定の会社・団体などを狙うターゲットアタックに使用される傾向があります。例えば仕事上関連のある資料のような内容を装って送りつけるような攻撃です。Word文書のやり取りには注意し、アップデートの実施を再度確認することをお勧めします。

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