情報処理試験制度やITSSはこう変わる!人材育成WGの最終報告案まとまる:ITpro

ITSS情報処理試験マッピングしたそうです。

3つのスキル標準で規定された職種をマッピングしている。これによってかなり強引だが、ITSS、ETSS、UISSの整合性を確保し、同時に3つのスキル標準と“新しい情報処理技術者試験(後述)”の関連を明確にした

ついにきました!ライセンス制w。ITSSレベルの証明として情報処理試験

「客観性の高い人材評価メカニズムの構築」。ここで新しい情報処理技術者試験制度とスキル標準の関わりを明確にした。まず(1)既存の初級システムアドミニストレータ(AD)試験をエントリ試験、(2)既存の基本情報技術者試験を基礎試験、(3)既存のソフトウエア開発技術者試験をミドル試験、(4)プロジェクトマネージャ試験など、それ以上の試験を高度試験という風に改名。同時にエントリからミドル試験の合格者を、それぞれスキル標準の1〜3レベルの人材相当と認定できるように改組する。一方、(4)の高度試験の合格者は、レベル4とは認められず、実務経験を加味して判断する。なおレベル5以上と見られる人材の認定に関しては、「ハイエンドの人同士のピア・レビューによる」といった言及はあるものの、それ以上のことは決まっていない。

情報処理技術者試験の期限制度は今回は見送られたそうです。

一方、積み残しになった課題や現実にうまく動くかといった課題もある。その一つが、情報処理技術者試験の更新制度や資格化、政府調達案件における要件化などである。「変化の早いIT産業で5年前、あるいは10年前の試験に合格したことに、どれだけの意味があるのか」といったことから議論の俎上に上った更新制度は、「(人材)登録システムの構築を検討」、「希望者に成績を記録したICカードの発行を検討」というところに落ち着いた。事実上の先送りと言える。