ITmedia エンタープライズ:マルウェア作者もウイルスに感染――McAfee報告

ぴんくのわにさん@OpenmyaML経由)

少し前のウイルスの傾向として、ウイルス対策ソフトの動作を停止させたり、hostsに偽装のエントリーを設定することで事実上パターン更新ができない状態にしたりする形になっているので、ウイルス作成者が検証してるのか、開発してるのか分からない状態になってるのでしょうね。

「PWS-Banker.dldr」のような一般的なマルウェアがダウンロードしてくるファイルについて調べていたところ、寄生的ウイルスの「Gael.worm.a」が見つかった。

これは、作者が作成・配布したマルウェア自体が別のマルウェアに感染していたか、これをサイトに仕掛ける前に作者が感染していたことを示すものだとMcAfeeは解説。マルウェア作者にもウイルス対策ソフトの利用を推奨したいと皮肉っている。