第14回「クラス連絡網が作れない」――各地で起こる個人情報の狂騒〜保護法への視点が間違っている〜

個人情報保護法の関係で、いろいろな過剰反応が出ているみたいです。

【学校で起きていること】

合格者氏名でなく番号のみ掲示する、クラスの緊急連絡網、級友名簿、卒業アルバム、卒業名簿の作成を取りやめる。大学などの就職課で卒業生名簿の閲覧を中止か制限する。担任の先生の住所が不明なため、子どもが年賀状を出せない。校内の展示物や表彰作品から子どもの名前を消す。試合で優勝してもメンバーの氏名を公表せず、学校名だけアナウンスする ―― など。

さて、個人情報保護法では、きちんと管理することがうたわれています、卒業アルバムは管理されるものなのでしょうか?

微妙ですねぇ、でも無いと困りますよね。うーん、うーん、って存在。そのうちオンラインデータベースになるんでしょうかね?

いや、管理は学校か、そして卒業アルバムを貰った人も個人情報保護対象の人になると。
そのうち、漏洩罪ができるので、その場合は売った人も罪になると・・・今は・・・・・・・・

なぜこうも個人情報の過剰反応が起きているのか。その理由に共通するのは「未知の危険に対する怖れ」ともいうべきものである。

一般の国民が普通にイメージしたのは「個人情報=プライバシー」というものだろう。
何がプライバシーかは個人によってそれぞれ受け取り方が違うから、プライバシー侵害につながる対応を、人々は怖れるようになったのではないか、というのが筆者の推論である。