asahi.com:ここが違う「バイリンガル脳」日英のグループが解明 - 暮らし

尾状核が外国語を理解するのに重要な役割を持っているかも知れないという仮説。

大脳奥にある尾状核(びじょうかく)という場所のうち、その左側が活発に働いていた。ドイツ人も同じ傾向だった。尾状核の働きはまだよく分かっていないが、損傷すると、本来は語学が得意でも外国語で考えることが苦手になり、翻訳してから考えるようになる例が報告されているという。

尾状核は『英語脳』『日本語脳』を切り替えるスイッチ役ではないか。ここが十分に成熟してから語学を学べば、使い分けがうまくできるようになるかも知れない」という。尾状核がいつごろからうまく機能するかはよく分かっておらず、今後の研究課題だという。